「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法石原 結實
三笠書房 刊
発売日 2003-03
生姜や体温を上げるのは確かによさそうだが… 2008-12-23
私は本書も含め、著者の本を何冊か持っている。私は漢方や
鍼灸が好きで、それらの東洋医学では昔から「冷えは万病の
もと」と言うので、著者のお考えはすんなり受け入れることが
できた。
そして、生姜紅茶や生姜湯を毎日飲んでいる。その結果、確かに
飲んですぐは体がぽかぽかするし、心なしか元気もでる。著者の
他の本にも書かれているように、生姜にいろいろな薬効があるのは
実証されているようだし、確かに生姜などを使って手軽に
体温を上げる、というのは体によさそうだ。
ただし、著者は生姜紅茶を毎日飲めば一ヶ月で体温が約一度上がる
とおっしゃっているが、私の体温は1ヶ月ほどであまり変わって
いない。この点、著者はどうお考えか。
また、本書のタイトルである「病気は必ず治る」というのは、
誇大ではないか。これを文面どおり読むと、どんな病気も
体を温めさえすれば必ず治る、と読める。しかし、著者が
冷えが原因としてあげている自己免疫疾患、これは難しい
病気だそうだが、本当に「必ず治る」のか?
あるいは、慢性疲労症候群という病気がある。これは今の
ところ原因も不明、決定的な治療法もないそうだ。そして
この病気は微熱が何ヶ月も続く。つまり体を自動的に
温めているわけだ。しかし、それで治るわけでもないだろう。
そういったこの病気も「必ず治る」のだろうか。タイトルどおり
なら治るはずだ。
もちろん本書は医学書でなく、健康本だ。しかし、医師の書いた
本である。そうである以上、「必ず治る」と書名につけるなら、
著者は大学病院などと協力したりして臨床試験を行い、何人の
患者さんに対し「温め療法」で何人が完治した、などのデータを
とるべきではなかろうか。そうでないと、本書を読んでたとえば
重い病気や難病に苦しんでいる方が「必ず治る」と信じて本書の
方法を試しても治らないという悲劇になってしまう。
もちろん臨床試験には手間などがかかって大変だろう。しかし、
著者はたくさん本をだしておられるのだから、それくらいの
仕事は可能だろう。良心的なEBMを行おうとなさる医師なら
データをとるのは当然だと思う。
だから、医師が「必ず治る」と断言する以上、その根拠を示して
いただきたい。そうでないとこのタイトルは誇大だし、著者と
出版社は無責任だ。著者と共著を出している安保徹氏もそうだが、
医師が軽々しくガンなどの病が「必ず治る」とする本を出すのは
大いに疑問だ。もちろん本当に「必ず治る」のならよいが。
結論は、私には本書の方法は効果がありそうだし、手軽でよい
方法だと思う。しかし、だからといって臨床試験もなしに
「病気が必ず治る」と謳うのは医師として無責任だと思う。
微妙な表現ですね。得か損かは人それぞれなので何とも言えませんです。でも損がないなら得かもしれない方が強いです。「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法 はそういう本です。
「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法 は内容がしっかりしていて、わかりやすいので誰にでも受け入れられる本なんです。「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法 の分野が初めての人にも、そうでない人にもしっかり内容がわかる本です。だから、損はありません。実際に読んでみたら、「体を温める」と病気は必ず治る―クスリをいっさい使わない最善の内臓強化法 はかなりお得な本になると思いますよ。
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