・運動療法
糖尿病の運動療法としては、ウォーキングなどは1回に15~30分間、1日2回(7,000歩/日以上程度)が目安とされています。糖尿病に対する運動効果としては、インスリン感受性の改善があります。
血糖コントロールが極端に悪い場合、腎不全のある場合、網膜症の状態が悪い場合、心臓や肺などの機能に障害のある場合などは、運動療法は制限したほうがよいので、個々に適した運動療法を医者と相談して取り入れることが大切です。
・薬物療法
薬物療法には経口血糖降下剤を使用する場合と、インスリンを使用する場合があります。
経口血糖降下薬にはいくつかの種類があり、患者の血糖値や体質に合わせて、単独、または併用します。
1.SU薬(スルホニル尿素薬)
主に膵臓のβ細胞に働きかけ、インスリンの分泌を促進する作用があります。主に低血糖になりがちな副作用がみられます。
例:グリミクロン錠(40mg) 1日20~120mg、1~3回分服
オイグルコン錠(1.25mg) 1日1.25~7.5mg、1~3回分服
ダオニール錠(2.5mg) 1日1.25~7.5mg、1~3回分服
アマリール錠(1mg) 1日1~6mg、1~3回分服
2.速効性インスリン分泌促進薬
SU薬よりもより速く膵臓のβ細胞からインスリン分泌を促進する働きがあり、食後の高血糖の改善に有効とされます。糖尿病患者の特徴といえる、食後のインスリン分泌の遅れを改善し、インスリンの総分泌量は変えません。効果は短時間で消失するため、毎食事前に服用します。主に低血糖になる副作用があります。
例:スターシス錠(30mg) 1日90~360mg、食前3回分服
ファスティック(30mg) 1日90~360mg、食前3回分服
グルファスト(10mg) 1日15~30mg、食前3回分服
